ペットの脱水症状チェックについて(インコ、オウム)

今の時期、とても危険!脱水症状の簡易チェック方法についてご説明いたします。



【インコちゃん、オウムちゃんの場合】
ワンちゃん、猫ちゃんと違い、脱水症状チェックというより、病状チェックに近いものになってしまいます。
何故かと言うと、鳥は病気を隠す生き物なのと 歯茎や耳、大きめの鼻などの分かりやすい器官が無い為です。 ただ暑さに強く、必要水分摂取量は少ないので、常にチェックしなきゃ!という訳ではないのですが
時折症状チェックをしてあげてください。

1.食欲が無く、水の飲む量が多い
2.くちばしが少しやわらかい、色が白っぽいもしくは紫っぽい暗い色(種類にもよるので、健康な時の写真や同種の写真を見比べて判断しましょう)
3.糞の量がいつもより少ない、水っぽい
4.ケージの床の所で大人しくしている
5.息が荒い。足がとても乾燥している
6.体がのびている、羽を軽く浮かせている
7.くちばしを半開きにし、舌を上下運動させている


例えば放鳥中、眠い時や何かに警戒している場合は別ですが 普通ならば3~10分に1回くらい糞をします(しつけている場合は除く)
オウムの場合は糞を我慢する事が出来るので、その子によって間隔が違うと思いますが 普段どれくらいの間隔なのか、覚えておくと便利です。
また、鳥の発汗チェックで一番分かりやすいのは足です。 通常時に足を触ると少し弾力がありますが それがなく、乾燥しきっていると危険信号の可能性がございます。(小型インコの場合は種類によります)

【簡単な暑さ対策方法】
お部屋の風通しを良くしたり、28度を超えるような暑い日、ジメジメ湿度が高い日には、その子のインコちゃん、オウムちゃんにとって快適な温度になるようエアコンを使うなどの対策を取りましょう!
※エアコンをつける場合は冷風が直接届ないようにしましょう。
小屋の中の予備の水入れ器の設置も心掛けていきましょう!